西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町で活動する朗読グループがきのう発表会を開きました。
(朗読) 「津波だ、ああ~」 「村をめがけて押し寄せた、どす黒い海の水」
真備町の朗読会グループ「朗読 まきび・野の花」が開いた発表会です。 2018年の西日本豪雨では大勢のメンバーが被災しました。最高齢の奥原ヒサコさん(82)は今もみなし仮設住宅で1人で暮らしています。
(奥原さんの朗読) 「一つ、また一つ稲むらに火をつけた」
奥原さんたちは主人公が津波から村人の命を救う「稲むらの火」や、「かぐや姫」など、8つの物語を感情をこめて読みあげました。訪れた人はじっと聞き入っていました。
(訪れた人はー) 「すごく感動して自分がまたしたくなりました」 「稲村の火。とても頑張っているのが分かった」