香川県の公立高校でも3月2日、9校が卒業式を迎えました。
高松市の高松南高校では、出席する保護者にマスクの着用とアルコール消毒を呼び掛けました。
(記者リポート) 「卒業生はこのように入場前に、手をアルコールで消毒しています」
卒業生287人は全員マスクを着用し、式に臨みました。
(高松南高校/平畑博人 校長) 「周りを見てもマスク、マスク、マスクなかなか見慣れないことだと思います」
式には本来、在校生や吹奏楽部員も出席する予定でしたが、見送りました。また、来賓の挨拶や祝電の紹介も行われませんでした。
式の後、それぞれの教室に戻って卒業証書が手渡されました。
(卒業生はー) 「無くなったらどうしようっていう不安はあったんですけど、こんなふうにみんなで行えてうれしいです」 「執り行ってくれて、先生方には感謝しかないです」
(高松南高校/十川佳史 教頭) 「一番心配したのは、(生徒に)粗略に扱われていると思わせたくなかったので、そのあたりを懸念していたのは言うまでもない」