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マスクは「任意」もほとんどが着けたまま 岡山の高校で卒業式 コロナ禍乗り越え晴れの門出

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 コロナ禍での経験を糧に、新たな一歩を踏み出します。3月1日、岡山・香川の高校で卒業式が行われ、多くの生徒が学び舎を巣立ちました。マスクの着用を各自の判断に任せた岡山市の高校では、晴れやかな表情を見せる生徒の姿もありました。

(岡山東商業高校 卒業生/窪木陽菜さん)
「リモート授業と課題に取り組む日々が続く、思い描いていた高校生活とは似ても似つかぬものでした。けれども6月からはクラスメイトとの仲を深めることができました」

 岡山東商業高校の卒業式では、卒業生315人と保護者、在校生など、合わせて約1000人が体育館に集まりました。

 生徒のマスク着用については、「任意」としていましたが、ほとんどがマスクを着けたままでした。中にはマスクを外して参加した生徒もいます。

(岡山東商業高校 卒業生/森本悠介さん)
「(マスクを)外すというのは、皆からの印象も変わったりするし、本当に怖かったんですけど、マスクを外して証書を受け取るということで、3年間コロナを乗り切ったという意味で」

(岡山東商業高校 卒業生/宮本このみさん)
「任意だからこそ難しいのか、外したくても外せないという子が何人かいたから、これからもうちょっと考えてくれたら、みんなが、自分が納得できるような式ができるのかなと思う」

(岡山東商業高校/牧野美穂 教頭)
「(マスクについて)どうするかということは、クラスでも話題になったようなんですけど、もうこの生活に慣れているというのもありますし、ちょっと恥ずかしいというのも」

 新型コロナの影響で、入学直後から臨時休校になるなど、さまざまな制限を受けた3年間。2022年度は、学園祭をコロナ禍前の規模で開催するなど、少しずつ日常を取り戻しながら、高校生活の締めくくりを迎えました。

(岡山東商業高校 卒業生/松本芽久さん)
「コロナ禍で、その中だったからこそ、学校生活を大切に過ごすことができて、とても満足しています」

(岡山東商業高校 卒業生/光森茂貴さん)
「大学に進学して、東商業でも行ってきた文武両道を継続しながら活動していきたい」

(卒業生)
「東商最高!」

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