新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オフィス以外で仕事をする「テレワーク」を推奨する企業が増えています。 家電量販店ではウェブカメラなど関連商品の需要が高まっています。
(記者) 「こちらの家電量販店では先月末から新たにテレワークコーナーをつくりました」
ビックカメラ岡山駅前店では、離れた場所にいる人とパソコンを使って会議をするための商品が売上を伸ばしています。
(ビックカメラ岡山駅前店/岩谷翼さん) 「世間で騒がれている新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークというのが増えてまいりましたので会社とのやり取りの際に必要なウェブカメラやマイクまたヘッドセットですね。やはりカメラ買われる方はだんだん増えています」
家で仕事をするための商品を集めた「テレワークコーナー」。中でも、自宅にいながら会議や打合せをする際、必需品なのは「マイク」だそうです。
(記者) 「意外と安いんですね。1000円いかない」
(岩谷翼さん) 「(機能が)会話のみになってくるのでお値段としても高いものは多くないので、マイクは(ノートパソコンに)ついていない場合が多いので、ノートパソコンの場合はマイクも一緒にお買い求めいただくといいかなと思います」
また、テレワークシステムを販売する岡山市のワークスマイルラボは、テレワークの導入を検討する企業向けに緊急で説明会を開きました。
国は新型コロナウイルスの感染防止策として、新規でテレワークを導入する中小企業を対象に上限100万円として費用の半分を助成するとしています。
(参加企業はー) 「これだけコロナが騒がれると対策が必要かなと」
(ワークスマイルラボ/石井聖博 社長) 「今回のコロナウイルス対策だけではなく、中小企業がテレワークをやるのは採用の面ですとか、生産性向上の上で非常に有効な働き方の一つだと思います」