3月末から香川県では交通死亡事故が相次いでいます。県が全県警報を発令したことを受けて警察が特別取り締まりに出発しました。
香川県警察本部では交通死亡事故の多発を受けた特別取り締まりの出発式が行われました。 警察官ら約30人が白バイやパトカーなどに乗り込みました。
香川県では今年に入って交通死亡事故が20件発生し、21人が亡くなっています。人口当たりの死者数は全国ワーストです。
特に、3月30日からの半月ほどで6件の死亡事故が起きていることから香川県は14日、「交通死亡事故多発全県警報」を発令しました。最近は新型コロナウイルスの影響で交通量が減っていますが警察は運転手や歩行者の気の緩みが事故につながる危険性を指摘しています。
(香川県警/佐藤隆治 交通部長) 「緊張感を持ってハンドルを握っていただくと、それから歩行者は左右の安全確認を十分にしていただくということでお願い申し上げます」
特別取り締まりは、4月20日まで行われます。