新型コロナウイルスへの十分な対策が取れないとして岡山県玉野市など4つの市は今年、海水浴場を開設しません。来場は禁止しないため、海岸を管理する岡山県に対して19日、安全対策を要望しました。
玉野市の黒田晋市長が岡山県庁を訪れ、横田有次副知事に要望書を手渡しました。
玉野市、倉敷市、備前市、瀬戸内市では今年の夏、海水浴場を開設しません。しかし来場は禁止しないため、海岸周辺の治安の悪化や海の事故などが懸念されています。 4つの市では水上ブイを設置して水上バイクなどの事故を防ぐことや、警察によるパトロールの強化などを海岸を管理する岡山県に要望しました。
(玉野市/黒田晋 市長) 「(海岸は)危険な所ではない、でもいろんなリスクが潜んでいるので、気を付けるべきことは気を付けて守るべきルールはきちんと守って、われわれが大切にしてきた海を楽しみましょうという、そういう感じにできたらなと」