4連休の初日、高松市の栗林公園には県外から多くの観光客が訪れました。22日から始まった国の観光支援策「GoToトラベルキャンペーン」を利用した人はいたのでしょうか。
駐車場にずらりと並ぶ車…その多くが県外ナンバー。高松市の特別名勝・栗林公園には朝から多くの観光客が訪れました。人気の和船も客足が戻りつつあるようです。
（船頭さん） 「大阪、兵庫、東京もいましたね。中には北海道、県外の人がほとんどです。当初はコロナの関係で県外から来たら１歩下がるような姿勢もあったんですけど、今はもう、どんと構えております」
中には22日から始まった「GoToトラベルキャンペーン」を利用して訪れていた家族もいました。
（GoToトラベルキャンペーンを使って県外から訪れた人） 「35パーセントくらい（割引）宿代だけですけど。2泊3日で7万5000円くらいのやつが、5万円くらいになったかな」
しかし、ほとんどの客が…
（県外から訪れた人はー） 「使っていないです。母の実家がここ（香川）にあったので泊まるところは必要なかった」 「なんかまだ返却の申請の仕方決まってないって見て…なんで使ってないです」 「ちょっとわかりづらい感じはある。ホテルによってやってるやってないとか、そういうのは掲示してくれればわかりやすいかなとは」 「これ（旅行）を計画したときは、まだそれ（GoToトラベルキャンペーン）が発表されていなかったので。でも一応領収書とかもらって、後から申請できたらしようかなという感じ」
23日に話を聞いた20組の中で、キャンペーンを事前に申請して利用していたのは1組だけでした。 ただ、県外の観光客が戻りつつあるこの状況に、複雑な思いを抱く人もいます。
（栗林公園内の売店の店員） 「お店とか栗林公園からしたら、来てくれた方がいいんだけれども難しいです。人それぞれ。わーいわーいとは言えないですよね」
