2021年、県外から香川県を訪れた観光客は約580万人で、瀬戸大橋が開通して以降、最も少なかったことがわかりました。
県外からの観光客数は香川県が交通機関などの利用者数から推計しています。その結果、2021年は581万8000人で、前の年から5.9%減り、瀬戸大橋が開通した1988年以降で最も少なくなりました。
主な観光地を訪れた人は琴平が前の年から36.5%、栗林公園が14.4%減りました。
香川県は、2021年は1年を通して新型コロナの感染拡大やそれに伴う行動制限の影響を受けたとみています。
今後は県の観光キャンペーンの利用促進や地域のイベントを支援することで観光需要の回復を図りたいとしています。