この夏、新型コロナウイルスの影響で球場での応援ができなかった高校の応援団が集まって、医療従事者などにエールを送りました。
高松市のレクザムスタジアムに集まったのは、香川県内8つの高校の応援団やチアリーダー約190人です。スタンドから各校の校歌やエールを披露しました。
無観客試合となった夏の大会では、球場で応援ができなかった高校生応援団。
そんな中、何かできることはないかという高校生からの提案を先生が受け止めてこの企画が実現しました。
感染症対策に尽力している医療従事者や、コロナ禍の不安の中で過ごしている県民などに向けてエールを送りました。
(高松商業高校 応援部/池田耕一郎 団長) 「野球部に応援ができなくなって何かはしたいと思って。今回このチャンスで声も出せて、自分なりに最高のパフォーマンスができたと思っています」
(高松北高校/筒井京 先生) 「高校生の力強さというか、懸命な思いというのは美しいものがあるなと思いました。今までやってきたことが100パーセントの形で表現する場というのはなかったんですけれども、応用した形で今までやってきたことは役に立つし、無駄じゃなかったんだよと」