新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中、環太平洋大学のダンス部が卒業公演を行いました。
無観客の会場、ぴたりと合った息づかい、衣装がなびく音。環太平洋大学のダンス部のメンバーが演技を披露しました。メンバーのうち7人は、3月に大学を卒業する4年生です。
環太平洋大学は2019年度の世界選手権に日本代表で出場し、金メダルを獲得。しかし、今年度は新型コロナウイルスの影響で、目標にしていた大会が中止になりました。また、練習も制限される我慢の1年でした。
そんな中で臨んだ今回のステージ。4年生にとっては大学生最後のステージを、部員全員でやり遂げました。
(環太平洋大学ダンス部 キャプテン/長門笑花さん)
「楽しいことや苦しいこと、たくさんありました。でも私には同期の7人がいたから乗り越えることができました。私にとってこの4年間は、一生忘れることがない宝物です」
公演の後、4年生は後輩と喜びを分かち合い、次の世代にバトンを託しました。