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「麒麟が来る平らな世に…」戦国武将の子孫が作った『御城印』香川県・引田城

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 歴史遺産をPRする新しいアイテムができあがりました。

 香川県東かがわ市にある、国の史跡「引田城」の「御城印(ごじょういん)」が完成しました。

 そのお披露目式は少し変わった形で行われました。

 御城印を作ったのは元引田町長の安倍正典さんと潤子さん夫妻です。

 お披露目式では東かがわ市の上村一郎市長が豊臣秀吉の時に香川を治めた戦国武将・生駒親正に扮して出迎えました。

 ちなみに…安倍さんは自身の先祖に当たる岡山の戦国武将・宇喜多秀家の甲冑(かっちゅう)を着ています。

(東かがわ市/上村一郎 市長)
「はるばる遠路岡山からはせ参じていただきうれしゅうございました。お礼を申す。コロナを追い払い、麒麟(きりん)が来る平らな世になるようにつとめましょうぞ」

 「御城印」は城跡を訪ねたときに買うことができる城主の家紋などが入った記念証です。

 ここ数年のお城ブームで全国各地でこの「御城印」を作る動きが進んでいて、引田城は香川県では丸亀城に次いで2番目の「御城印」となります。

 引田城は生駒親正によって整備されたとされる石垣などが残っていて、2020年3月、国の史跡に指定されました。

 引田城では5月に初めての「お城まつり」が企画されています。

 完成した御城印は、祭りに合わせて讃州井筒屋敷などで限定1000枚が販売される予定です。

(引田城の「御城印」を作成/安倍正典さん
「これから東かがわ市の1つのシンボルとしてこの御城印で全国に発信ができるのではないかと」

(東かがわ市/上村一郎 市長)
「市民の皆さんの発案で、市民の皆さんの活動の中でこのような取り組みができるということは、本当に心強く感じます」

 この「御城印」はお城まつりのPRに向けて2月18日から「マクアケ」のサイトで先行販売される予定です。

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