岡山県で初めて変異した新型コロナウイルスが確認されたことを受け、伊原木知事は改めて感染対策を呼び掛けました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「ついに岡山県でも見つかったか、という思いであります」
2月18日に岡山県は、過去に新型コロナウイルスに感染した県内在住の2人の検体から、イギリスで流行している変異ウイルスが確認されたと発表しました。
変異ウイルスの感染確認は中国・四国地方で初めてです。
(岡山県新型コロナウイルス対策本部会議 岡山県庁)
2月19日に行われた対策本部会議で、伊原木知事は改めて感染対策の徹底を呼び掛けました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「基本的にわれわれができること・すべきことは全く同じでありますので、引き続き県民の皆さまには注意をしていただければ」
現在、流行している変異ウイルスは大きく3つです。
感染力はどれも従来のウイルスより高いとされていて、イギリスで流行している変異型については重症化リスクが高いと言われています。
イギリスでは感染全体の約90パーセントを変異ウイルスが占めるなど、感染が広がっています。
岡山県では国からの要請で陽性が確認された人から1割ほどをランダムに選び、ウイルスに変異があるか調べる「スクリーニング検査」を2月3日から始めました。
変異ウイルスの可能性が高い場合は、国がさらに遺伝子を調べ変異型かどうかを確定します。