優れた番組を称える「民間放送連盟賞」の中四国地区の審査会で、KSB瀬戸内海放送が制作した「検証 ゲーム条例」が報道部門の最優秀賞を受賞しました。
番組は、2020年4月に全国で初めて施行された香川県のネット・ゲーム依存症対策条例の中身と制定過程を検証したものです。
県議会が行ったパブリックコメントの「原本」を情報公開請求し、8割を超えた賛成意見に似たような文言が多く使われていたことなどを明らかにしました。
審査員からは「丹念な取材で条例制定過程の不透明さを暴いた」、「ジャーナリズムの本領を発揮した番組」などの評価を得て、中四国の16作品の中で最優秀賞に選ばれました。8月に開かれる中央審査に進みます。