東京パラリンピック陸上・1500メートル車いす種目で、岡山市在住の佐藤友祈選手が29日、今大会2つ目の金メダルを獲得しました。
400メートルと1500メートルの2種目に、世界記録保持者として臨んだ佐藤友祈。
まずは8月27日の400メートル決勝。
レース序盤、追う展開となった7レーンの佐藤は2番手で迎えた最後の100メートル。猛烈な追い上げで前回リオパラリンピックの金メダリスト、アメリカのマーティンを抜き大逆転勝利! 2回目の出場で自身初の金メダルを手にしました。
そして29日、2つ目の金を狙い挑んだ1500メートル決勝。
画面一番手前の佐藤はスタート直後から先頭に立ち、レースを引っ張ります。レース中盤以降は400メートルと同じく、前回王者・マーティンとの一騎打ちに。
ラスト1周、佐藤は追い上げるマーティンを振り切り、1位でフィニッシュ! 2つの銀に終わったリオから5年。雪辱を果たす2つの金を獲得しました!
(岡山市在住/佐藤友祈 選手)
「一生忘れることのない、色あせることのない大会になったと思います。次のパリそしてロス、オーストラリアとパラリンピック出場し続けてパラリンピックのタイトルをとりつつ、世界記録の更新を狙っていきます」