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新型コロナの感染拡大で「救急搬送困難」急増 岡山市消防局が救急隊を増強

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、救急患者の搬送先がすぐに見つからないケースが増えています。岡山市消防局では救急搬送の態勢強化のため、2日から救急隊1隊を増やしました。

 岡山市消防局はこれまで21隊だった救急隊を2日から1隊増やし、岡山市立市民病院へ配備しました。

 岡山市消防局によりますと、患者の受け入れ先の病院が決まらず救急隊が4回以上受け入れ交渉をし現場に30分以上滞在した「救急搬送困難事案」が増えています。

 2021年12月27日から1週間で発生した搬送困難事案は4件でした。しかし、新型コロナの感染拡大で病床が埋まっているケースが増え、1月24日からの1週間では過去最多となる22件の搬送困難事案がありました。

 岡山市消防局によりますと、今回新たに増強した救急隊には現在内勤業務をしている消防士を配置したということです。主に新型コロナに感染した自宅療養者の救急搬送を行うということです。

(岡山市消防局 警防部救急課/日下靖也 課長補佐)
「救急搬送困難事案やコロナ移送などさまざまな問題があるが、新たな救急事案に即座に対応できるような態勢を整えていきたい」

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