岡山県は、新型コロナの感染者への対応について高齢者など重症化リスクが高い人を優先する方針を決めました。
岡山県では2月1日時点で、病床使用率が43%、自宅療養者は6000人を超えています。
会議では、これまで陽性者全員に行っていた血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターの配布や濃厚接触者の検査について、高齢者や基礎疾患のある人など重症化リスクが高い人のみを対象にすることを決めました。
高齢者施設で感染が発生した場合は、これまで通り全員検査を行うことに加え、医師と連携し施設の中で治療を行います。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「『狙い』みたいなきれいな話ではありません。保健所の崩壊、病院の崩壊、医療崩壊、それを防ぐための苦渋の決断です」