1960年代に世界的なブームを巻き起こし、その後の文化や音楽シーンに大きな影響を与えたイギリス出身のロックバンド「ザ・ビートルズ」。そんなビートルズの写真展が高松市で開かれています。
高松三越で27日から開かれている「ザ・ビートルズ写真展」の会場には、1965年から1967年にかけてビートルズを撮影した写真約50点が展示されています。
全て、日本人で初めてビートルズを撮影したことで知られるカメラマン、長谷部宏さんの作品です。
1965年にリリースされたアルバム「Help!」のレコーディングの時に撮影した写真や、1966年に日本武道館で行われたコンサートのため来日した4人を撮影したものもあります。
(山下佳乃リポート)
「東京でのライブのオフショットでは、にこやかに凧を持っている写真もあります」
リラックスした様子のメンバーが日本の文化に触れています。中には、なんとジョン・レノンが漫画「おそ松くん」の「シェー!」のポーズをして楽しんでいる写真もあります。
(山下佳乃リポート)
「ライブの写真は大きくカラーに印刷されている上に、360度展示されているため、会場の躍動感が伝わってきます」
1966年に北アメリカで行われた、ビートルズとしては最後のコンサートツアー。4人が同じステージの上に立ち、赤や青などの照明に照らされて演奏する姿は、今となってはとても貴重です。
この写真展は、2021年にビートルズの写真集が発売されたことを記念して全国を巡回しているものです。会場では、写真集をはじめ帽子やTシャツなど約300種類のビートルズグッズが販売されています。
(高松三越 営業統括部/梶河孝治さん)
「入場料も無料となっていますので、ぜひゴールデンウィークには高松三越にお越しいただけたらと思います」
「ザ・ビートルズ」の写真展は、高松三越の新館5階で5月1日まで開かれています。