新型コロナの影響で業績にマイナスの影響があると答えた岡山県の企業が3カ月ぶりに7割を下回ったことが、信用調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンク岡山支店は毎月、岡山県に本社を置く企業にアンケートを行っています。
3月の調査には212社が回答し、新型コロナにより業績に「マイナスの影響がある」と答えた企業は全体の68.9%でした。マイナスの影響を感じている企業が7割を下回ったのは3カ月ぶりです。
2022年に入ってオミクロン株による感染が急拡大したものの、まん延防止措置は3月6日で終了していて、帝国データバンクでは業績の持ち直しへの期待が高まっているのではないかと分析しています。
一方で、ロシアのウクライナへの軍事侵攻などによる原材料費の高騰など、今後の不安要素は多いとしています。