JR西日本岡山支社は、今後の鉄道収入について、「新型コロナの感染拡大前の水準まで完全に回復するのは難しい」という見方を示しました。
JR西日本によると、2022年1月から3月14日までの岡山支社管内の鉄道収入は、感染拡大前の半分ほどに落ち込んでいます。
その上で平島道孝支社長は、新型コロナ禍でテレワークが定着したことによる新幹線のビジネス利用客の減少などで、今後、感染拡大前の水準まで完全に回復するのは難しいと話しました。
(JR西日本岡山支社/平島道孝 支社長)
「9割ぐらいになんとか戻したいという風に、まず2022年度は思っております」
JR西日本は、「瀬戸内国際芸術祭」や「岡山芸術交流」といった2022年に開催されるイベントを、鉄道の利用につなげたいとしています。