ハンガリーで行われている世界水泳で香川県坂出市出身の花車優選手が200メートル平泳ぎの決勝に臨み、見事、同着での銀メダルを獲得しました。花車優選手がかつて通っていたスイミングスクールでは喜びの声が上がっています。
花車選手は、小学5年から高校を卒業するまで坂出市久米町のスイミングスクール「伊藤スイミングスクール坂出校」に通っていました。
(小5~高卒まで花車選手を指導/塩﨑健太さん)
「最後、声出ましたね。ちょっと興奮して寝られなかったのでちょっと寝不足になりました」
小学5年から高校卒業まで指導していた塩﨑さんが特にすごさを感じていたのが「足首の柔らかさ」です。
(塩﨑健太さん)
「器用な子でしたね、足首柔らかいですし、足がすごく浮くのでブレーキのかからない滑るような泳ぎというか、水面を高い位置ではっていくような独特の泳ぎ方で」
「高校ぐらいの時に世界を見据えて、そういうのを意識してやっていこうと。急に(速く)なったわけではなくて、少しずつ積み重ねてなっていったので、うわーっていうよりは、すごくジンワリ感動したというか、積み重ねてここまでよく頑張ったなと。ずっと見てきたので」
(スイミングスクールの子どもたちは―)
「世界で2番とはすごい」
「とってもすごいと思う。私も大きくなってそんなふうになってみたい」
(塩﨑健太さん)
「パリ五輪で金メダルを取ってほしいんですけど、それと同時に世界記録を目指してやってほしいという思いはある」