今後バレーボール日本代表として活躍が期待される高松工芸高校3年の牧大晃選手が大阪に拠点を置くVリーグのチームと契約しました。
(高松工芸高校 3年/牧大晃 選手)
「なるべく早く、より高いレベルのバレーを体験して全日本で活躍して海外に行きたいと思っていたので、V(リーグ)と大学を両立しようかなと思ってそういう決断になりました」
高松工芸高校3年で身長2メートル10センチの牧大晃選手。最高到達点3メートル50センチの力強いスパイクで、2022年の春高バレーでは高松工芸をベスト8に導きました。
筑波大学への進学が決まっていますが、Vリーグ1部のパナソニック・パンサーズへも加入します。大学に進学する予定の高校生がVリーグのチームと契約するのは初めてです。
(高松工芸高校 3年/牧大晃 選手)
「大学のよさもあるし、V(リーグの)よさもあると思うので、そういうところで学びながら今後しっかりとバレーボールを続けていきたい」
牧選手は大学のバレーボール部に所属しながら、大学のシーズンオフとなる12月から4月はパナソニックでプレーします。
牧選手にとっては、2月9日が高校での最後の授業です。この1年の課題研究についてクラスメートとともに発表しました。ただ、牧選手は練習や試合で作業にはあまり参加できなかったそうで……
(最後の授業の様子)
牧選手「何もわからんわ」
同級生「お願い……最後の仕事」
先生からはこんな質問も。
担当の先生「部活動でなかなか思う通りに参加できなかったと思うんですが、どういう言葉を他の班員に掛けていたのかを知りたいと思います」
牧選手「特に声掛けなどはしてなかったんですけど、みんなが苦しい時にみんなを笑顔にしてたと思います」
(高松工芸高校 3年/牧大晃 選手)
「礼儀だったりとか社会に出た時の当たり前のこととかをこの3年間、機械科の先生だったりとか他の科の先生だったり部の先生だったりとかが教えてくれたので、とても内容の濃い自分を変えてくれるような3年間だった」