1日にスタートした大型観光キャンペーンに合わせて、岡山県のパン屋さんが古墳の形をしたユニークなパン、その名も「古墳パン」を開発しました。
(記者リポート)
「岡山市の造山古墳をかたどったパンや、赤磐市の前方後円墳をかたどったものなどたくさんの古墳のパンが並べられています」
JR岡山駅東口の地下通路広場には、岡山県の6つのパン屋さんが作った「古墳パン」を販売しています。
岡山デスティネーションキャンペーンに合わせて「岡山県の古墳」をPRしようと岡山市や倉敷市などで作る日本遺産推進協議会が企画しました。
「造山古墳パン(300円)」は岡山市にある全国4位の大きさの巨大な前方後円墳、造山古墳をかたどったパン――。とはいえ、大きさは普通サイズで、中にはカスタードと粒あんが入っています。
その他、倉敷市真備町の「箭田大塚古墳カレーパン(250円)」は、真備名産のタケノコが入っているなど、どのパンも見た目と味を楽しむことができます。
(購入した人は―)
「古墳パン全種買っていっている。古墳は形が特徴的でそれがパンになっているといろんな人が興味を持つと思うし、私も買って写真を撮って食べたいと思う」
(岡山市 プロモーション・MICE推進課/清水美佐さん)
「パンを楽しんでいただきながら、市内にこういった貴重な文化財があることをPRしたい」
「古墳パンマルシェ」は7月3日まで開かれていて、古墳パンの販売店を巡るスタンプラリーも9月末まで行われています。