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厳しい暑さで「氷」の注文が急増 動物園も熱中症対策 岡山

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 岡山県では30日、2022年で初めて熱中症警戒アラートが出ました。厳しい暑さが続く中、氷の製造を行う会社には注文が相次いでいます。

 岡山市のアイスラインでは、氷や冷たいスイーツなどを製造・販売しています。例年、この時期の倉庫は在庫で埋め尽くされているそうですが、2022年は早くも棚に空きがみられます。

(アイスライン アイス事業部/大和博文 取締役)
「今年に関して言えば、梅雨明け前後から急に出荷量が増えてまいりました。今年はちょっと夏が早く始まっているという感じです」

 こちらは主力商品のひとつ「かち割り氷」の生産ラインです。

 スーパーなどに出荷していますが、新型コロナによる売り上げダウンはほとんどなかったそうです。しかも、ここにきて注文が急増しているそうです。

 この1週間の売り上げは、2021年の同じ時期の1.5倍です。

(アイスライン アイス事業部/難波雅彦 次長)
「受注を受ける人間、営業の方が慌ててる。うれしい悲鳴ではあるんですけど、ちょっと慌ててる」

 岡山市の池田動物園では、飼育しているレッサーパンダが熱中症にならないよう、6月24日にミストシャワーを設置しました。

(記者リポート)
「寝そべっているところに、ちょうど風が流れてきてミストの霧が当たってます。涼しそうな場所をよく知ってますね」

 レッサーパンダは、中国南部やミャンマー北部の標高1500メートルを超える涼しい場所に生息しているため、暑さに弱く、気温が上がると、熱中症の危険があるそうです。レッサーパンダの小屋では24時間エアコンをつけています。

(池田動物園/新野愛 飼育員)
「彼らが自由に、今の自分の体調で生きていけるようにするというのが、今観察しながらベストかなと」

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