12年ぶりに県政のかじ取り役が代わります。任期満了に伴う香川県知事選挙が11日、告示され、新人2人が立候補しました。
香川県知事選に立候補したのは届け出順に、いずれも無所属、新人で、共産党が推薦する共産党香川県委員会委員長の中谷浩一さん(61)、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党が推薦する元国土交通省道路局長の池田豊人さん(61)の2人です。
中谷さんは、午前9時半から高松三越前で出発式を行い、支持を訴えました。
(無・新/中谷浩一 候補)
「困った人はほっとかない。医療や福祉や子育てを応援します。大型開発中心の県政から暮らしや地域経済中心の県政に変えたい」
池田さんは新型コロナに感染し、療養中のため、オンラインで決意表明しました。
(無・新/池田豊人 候補)
「子育て支援の充実、新たな企業の誘致、高品質な農林水産資源の販路の拡大、このような政策を県民の皆さまと一緒に強力に進めてまいります」
現職の浜田恵造知事が引退を表明し、12年ぶりに新人同士の争いとなりました。
香川県知事選挙の投票は8月28日で、即日開票されます。