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辛口ワインに初挑戦 倉敷市船穂町のワイナリーで仕込み始まる 岡山

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 岡山県倉敷市のワイナリーでマスカット・オブアレキサンドリアを使ったワインの仕込みが23日、始まりました。

 倉敷市船穂町の「ふなおワイナリー」では「果物の女王」と呼ばれる特産のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインに力を入れて製造・販売しています。

 これまでは甘口やスパークリングが売れ筋でしたが、2022年は初めて辛口ワインの醸造にも挑戦。23日はその仕込み作業があり、自社農場で収穫した糖度16度ほどのマスカットを次々と機械に入れ、果汁を絞っていました。

(ふなおワイナリー/岩瀬吉晴 社長)
「今の時代、食事をしながら飲めるワインが求められている。特に辛口に力を入れて作っていこうという事で、今回新たな試みをしております。船穂の伝統のアレキを、ワインを通じて守っていきたいという風に思っております」

 2022年は猛暑でしたが、湿度が比較的安定したことからマスカットの質が良く、ふなおワイナリーでは例年以上に深みのあるワインが期待できるとしています。

 辛口ワインは約1100本出来る予定で、早ければ2023年4月ごろから販売されます。

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