香川県立石田高校の元生徒が部活動中の事故を警察に届け出たことをきっかけに顧問からパワーハラスメントを受け、転校を余儀なくされたとして香川県を相手取って賠償を求める訴えを起こしていたことが分かりました。
訴状によりますと、さぬき市の県立石田高校の自転車競技部に所属していた生徒は、2025年7月、公道で練習中に起きた事故を保護者とともに警察へ届け出ようとしたところ、顧問の教諭から「警察を呼ぶと道路が使えなくなる」などと威圧的な言動を受けたとしています。
そして、警察に届け出たことをきっかけに約4週間後に行われたインターハイの会場で、顧問から「お前がチクった」「うちの部員に近づくな」などと暴言を吐かれたということです。
生徒は一連の言動でPTSDを発症して登校が困難となり転校を余儀なくされたとして、2026年5月、香川県に対し慰謝料など約1200万円の賠償を求める訴えを起こしました。
香川県教育委員会はKSBの取材に対し顧問に不適切な言動があったことは事実だと認め、「訴状の内容を精査して適切に対応したい」としています。 顧問の教諭に対しては懲戒処分には至らなかったものの、反省を促す「措置」を行ったとしていますが、その内容については基準に基づき公表していません。
7月17日に高松地裁で第一回弁論が行われます。