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岡山県でタクシー値上げの動き 下電観光バスが運賃改定を申請

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 岡山県のタクシーで値上げの動きです。中国運輸局によりますと、岡山市でタクシー事業を行う「下電観光バス」が8月19日付けで運賃改定の申請を行いました。

 申請書によりますと、現在、普通車の初乗り運賃は岡山市や倉敷市などでは788メートルで480円です。これを700メートルで500円に値上げすることなどを求めています。

 申請の理由については、新型コロナの影響や燃料価格の高騰などによる経営状況の悪化だとしています。

(下電観光バス/三秋潔 取締役)
「ドライバー職の働き方の改革、労働条件の改善そういったところへの原資というのが、なかなか今の運賃では生まれてこない」

 今後、3カ月以内に他の事業者も同様の申請を行って、申請した業者が持つタクシーの合計台数が地域の合計の7割を超えれば運輸局が審査を始めます。

 また、路線バスを運行する両備ホールディングスと下津井電鉄は、ともに岡山市中心部の100円区間の運賃を10月1日から120円に値上げすることを発表しました。

 8月23日には「岡電バス」を運行する岡山電気軌道も同様の値上げを発表しています。

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