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花は見当たらないけど…? 絶滅危惧Ⅱ類「アッケシソウ」が開花 10月中旬にはサンゴのような美しい姿に 岡山・浅口市

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 環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類になっているアッケシソウの開花が宣言されました。

 保全団体「アッケシソウを守る会」のメンバーが岡山県浅口市寄島町の自生地を訪れました。

(アッケシソウを守る会/藤沢福夫さん)
「今年のアッケシソウの開花を宣言いたします」

 開花ということですが、一体、どれが花なのか? アッケシソウの花びらは退化してかなり小さく、ちょこんと突き出した雄しべと雌しべをかろうじて見ることができます。

 アッケシソウはナデシコ目ヒユ科の一年草で、例年10月になると徐々に赤くなり、10月中旬にはまるでサンゴのような美しい姿になります。

 海岸沿いの塩分濃度が高い限られた湿地に生えていて、環境省は絶滅の危険が増大している絶滅危惧Ⅱ類としています。

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