寝ていたはずの赤ちゃんが急に泣き出した……など育児をする上で「寝かしつけ」に苦労している方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんにスムーズに寝てもらうにはどうしたら良いのか、香川県高松市で「赤ちゃんの睡眠」がテーマの座談会が開かれました。
子育てを支援するNPO法人「わははネット」が高松市で開いた座談会には、5組の親子が集まりました。
(参加者は―)
「全然寝ないので、わらをもすがる思いで、なにか変えられることがあるかなと思って」
「頻繁に起きるんですよ。なので、細切れ睡眠みたいな感じなので、つらいですね、寝られないのは」
お母さんたちは臨床発達心理士の常田美穂さんに、睡眠の悩みを打ち明けていました。
(参加者は―)
「夜もなんですけど、目をつぶったまま泣いて起きる時は、朝寝とかだったら、もう一回寝かしつけをしたほうがいいのか」
(臨床発達心理士/常田美穂さん)
「昼寝だったら起こしてもOK。(夜は)散歩とかでもいいです。少し気分を変えて、もう1回、第2ラウンドみたいな。家族の誰でもいいので交代で」
お母さんたちが困っている赤ちゃんの寝かしつけについて、理化学研究所が9月、生後7カ月以下の赤ちゃんとその親、21組で行なった実験の結果を発表しました。
実験は、泣いている赤ちゃんを「抱っこして歩く」「抱っこして座る」「ベビーカーに乗せて前後に動かす」「ベッドに置く」の4つを行い、赤ちゃんの状態を比較しました。
その結果、赤ちゃんを泣きやませるには「抱っこして歩く」が最も効果的であることが分かったそうです。抱っこ歩きによって子どもたちは5分以内に泣きやみ、約半分がそのまま寝たそうです。
また、赤ちゃんが目覚めやすいタイミングとして、ベッドに置く時がありますが、これについては、寝た後、5分から8分間抱っこを続けてからベッドに置くと目を覚ましにくくなるそうです。
20日の座談会で講師を務めた臨床発達心理士の常田さんは、この方法は参考にはしつつも、形式にとらわれないでほしいと話していました。
(臨床発達心理士/常田美穂さん)
「子どもの成長って、それぞれにちょっとしたつまづきだったり、立ち止まったりっていうのがあるので、そういうのをみんなで助け合っていくのがいいんじゃないかなと」