世界各国の若手の技術者が職場で身につけた技能を競う「技能五輪国際大会」に、岡山県倉敷市の被服会社で働く女性が日本代表として出場します。大会を前に5日、岡山県の伊原木知事を表敬訪問しました。
岡山県庁を訪れたのは倉敷市の「明石被服興業」で働く水上実咲さん(22)です。水上さんが出場する洋裁部門では、デザイン画やコートの製作など4つの項目で合計点を競います。
水上さんは、高校時代にデザインを学びはじめ、2020年の「技能五輪全国大会」で優勝し、日本代表に選ばれました。
(明石被服興業/水上実咲さん)
「金メダルは目指していきたいと思いますし、本番の空気も楽しみながら、自分のいい結果を出せるよう頑張りたい」
水上さんは10月15日に日本を出発し、20日から23日までの4日間、フィンランドで世界大会に臨みます。