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プロサッカー選手を目指す女子中学生 U13日本代表として韓国遠征を経験 香川【こどもミライパーク】

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 元Jリーガーを父に持ち、プロサッカー選手を目指す香川県の女子中学生を紹介します。女子のU13日本代表に選ばれ、11月、韓国遠征を経験しました。

 自宅でテスト勉強をしている中学1年生・高木心菜さん(13)。

(中学1年生/高木心菜さん)
「そんなには進んでいない。暗記が難しい。(Q.一番好きな科目は?)体育。(Q.体育の中でも好きなのは?)サッカー」

 5歳の時からサッカーを続けている心菜さん。始めるきっかけとなったのは父親の存在でした。心菜さんの父親は、カマタマーレ讃岐などで活躍した元Jリーガー高木和正さんです。

(高木和正さん)
「将来的に勉強もしっかり頑張ってやらないと。なかなかプロサッカー選手になれる確率は低いので、しっかりと自覚して(勉強を)やっているのかなと思います」

 高木さんは2022年、サッカースクール「ベスフォート」を立ち上げ、2024年4月には中学生を対象にしたジュニアユースを設立しました。

 心菜さんも4月から、ジュニアユースに所属。ただ1人の女子選手として週5日プレーしています。

(中学1年生/高木心菜さん)
「(周りの選手は)体強いしスピード感もあるからめっちゃいいです」

 心菜さんのポジションは相手の攻撃を阻止する「センターバック」。

(中学1年生/高木心菜さん)
「相手からボールを奪って味方にパスをつないで、それがシュートにいったりしたらうれしいです」

 足の速さや競り合いを制する体の強さが強みです。

(中学1年生/高木心菜さん)
「多分速いと思います。(Q.50mどれ位?)7.7秒です」

 そんな心菜さんは、11月、JFA・日本サッカー協会のU13日本代表に選ばれ、6日間の韓国遠征に参加しました!

 県の選抜メンバーとして出場した試合などでの活躍が認められたものです。日本代表には全国から20人が選ばれ、四国からは心菜さん1人のみでした。

(中学1年生/高木心菜さん)
「自分のこのプレーで韓国の相手とかに通用するのかが不安でした」

 遠征では、韓国代表との試合や合同トレーニングなどで交流を深めたそうです。

(中学1年生/高木心菜さん)
「(韓国代表は)スピード感がすごかった。体が普通の女子より強いっていうかすごかった。相手からボールを奪った後の味方にパスをつけるところが狭いところにパスをつけたりしていたから相手にボールを取られたりしたので、日本ではボールを奪った後、逆サイドを見るとかそういうことをしたい」

 学んだことを生かして練習に取り組む心菜さんの姿勢をコーチも高く評価しています。

(池田正裕 コーチ)
「コーチに対しても自分ができないことを結構聞いてきますし、結構努力をしていると思います」

 ひたむきに練習を続ける心菜さんの将来の夢は?

(中学1年生/高木心菜さん)
「(日本代表)なでしこジャパンに入りたいです。点を決められずに相手からボールを奪って味方にちゃんとパスを出して、チームでディフェンスだけど活躍できる選手になりたいです」

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