香川県まんのう町の特産品「カリン」を使ったお菓子作りなどを地元の小学生が体験しました。
カリンを使ってパイやジュースを作ったのは、満濃南小学校の3年生31人です。
町をあげてカリン栽培に取り組むまんのう町は、2023年度から小学生の地域学習にカリンの調理体験を取り入れています。
のど飴の原料として知られるカリンは、実が硬く渋みがあり生のままでは食べられないため、ジャムやシロップなどにします。
児童らは地元の人たちに教わりながら、甘く煮込んだカリンの実を包んでパイを作りました。
次に、実を包丁で切ったあと氷砂糖と一緒にビンに入れてシロップ作りも体験しました。そして最後にシロップを牛乳や炭酸水で割って、出来上がったパイと一緒に味わっていました。
(児童は―)
「カリンシロップと炭酸はあまり合わないと思ったけど、合わせてみたらすごくおいしかったのでびっくりしました」