災害によって離島で通信障害が起きた際に迅速に復旧するため、海上保安部と通信会社の合同訓練が3日、岡山県玉野市で行われました。
訓練には、災害時に連携する協定を結んでいる玉野海上保安部とNTT西日本岡山支店から合わせて約40人が参加しました。
地震や豪雨などの災害により離島で通信障害が発生した想定です。
訓練では、海上保安部とNTT西日本の職員が衛星を利用した災害用の通信機や緊急用の電源を巡視艇「たまなみ」に積み込みました。
その後、巡視艇は被災した離島に見立てた駐車場に移動し、職員が機材に問題がないか確認しました。
(玉野海上保安部/古谷雄城 次長)
「海上っていうのは、しけがあったりとか揺れたりしますので、そういった問題とかが無いか確認していきたいと考えております」