ウクライナ出身の女性からウクライナの現状を聞き、高校生が国際平和の大切さを学ぶ座談会が高松市で行われました。
高松高校を訪れたのは、ウクライナ出身で現在は香川県に住むアゲェヴァ・オリガさんと、夫の上原正洋さんです。
座談会は、ウクライナの現状を知り、生徒たちに国際平和について考えるきっかけを作ろうと高校が企画しました。高校の国際平和について考える「人道プログラム」に参加する生徒17人が参加しました。
生徒たちは、結婚を機に2000年に日本にやってきたオリガさんに、最後にウクライナを訪れた時期などについて質問していました。
(アゲェヴァ・オリガさん)
「(ウクライナに)最後に行ったのは2017年。今も帰りたいけど今でも毎日、ドローンとミサイル普通に飛んでますから」
(高校生は―)
「偏った情報だけを見るのではなく、たくさんの歴史とかをもっとしっかり勉強していきたいなと思った」
(ウクライナ人と連絡を取り合う高校生)
「みんなが幸せに暮らせるような社会にしていきたいなと思うので、きょう聞いたことことを家族とかに伝えていきたいなと思う」
(アゲェヴァ・オリガさん)
「まだ全然落ち着いていない状況。とにかく早く終わってほしい気持ちが一番大きい。いろんなところで話したりいろんな人にもっと知ってもらいたい、ウクライナのことを」