詐欺により得た犯罪収益だと知りながら、現金4000円を受け取ったとして高松市の警備員の男(41)が組織犯罪処罰法違反の疑いで3日、逮捕されました。
警察によりますと、2024年3月19日、氏名不詳者が他人の銀行口座に不正アクセスして男の名義の銀行口座に送金した計31万3000円のうち4000円を電子決済サービスにチャージし、犯罪収益を受け取った疑いが持たれています。
警察は6月3日に銀行から「不正アクセスとみられる事案がある」と通報を受けて捜査を進めていました。
警察の調べに対し、男は「お金に困っていた」と容疑を認めています。
31万3000円については、複数人からフィッシング詐欺の手口で得たものとみられていて、警察は組織的な犯行とみて捜査しています。