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小学生がCM作りに挑戦! 少人数の学校でも堂々と自分を表現して 香川【こどもミライパーク】

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 子どもたちの今を伝える「こどもミライパーク」です。香川県高松市の小学生が、自分の思いを表現する場として「CM作り」に挑戦しました。

(瀧川奈津希リポート)
「さわやかな秋晴れの空の下、カメラの前で子どもたちが、衣装を身にまとって演技をしています」

 高松市立東植田小学校の5、6年生が取り組んでいるのは「CM作り」です。

(6年生は―)
「香川県は昔から水不足だし、生き物とか植物は水がないと生きていけないので、このCMを作って、『水を大切にしてほしい』ということを考えて作りました」

 現在東植田小学校の全校児童は25人。CM作りは、「少人数の学校でも堂々と自分を表現してほしい」という思いから、2年前に始まりました。

(6年生の担任/田所暁子 先生)
「東植田って、やっぱり人数がすごく少なくて、せまい世界なんですね。表現するのが苦手な部分があるんですけど、(CMは)15秒という短い時間なので、自分の殻を破って、緊張しないで表現ができるようになったというのが、いいところと思います」

 CM作りは、広告代理店「電通」が行う教育プログラムを通して行われています。今回は「公共CM」をテーマに、5・6年生9人が、3つの班に分かれて撮影しました。

 「ゴミのポイ捨てをやめよう」というメッセージを伝える班では、捨てられた「空き缶」も児童が演じます。1シーンごとに撮影の方法も話し合います。

(5年生は―)
「道路とか歩いてても、ゴミをよく見るから、ゴミがポイ捨てされてない世界は、道路とかきれいだろうなと思って」

 「ペットとの思い出を大切に」がテーマの班は、飼い主に捨てられたペットが、思い出を失っていく様子を表現しました。

(6年生は―)
「イヌやネコが最近捨てられているのを多く見て、それを少しでも減らそうと思って作りました」
「カメラの前では怖かったけど、自分の心がびっくりしたりしたけど、撮影した後にスッキリする気分になれたのでよかったです」

 子どもたちは今後、自分たちで映像を編集します。完成したCMは、香川県庁や地域のコミュニティーセンターなどで11月から流れる予定です。

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