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マイナンバーカードで本を借りられるように 岡山市立の全ての図書館で導入

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 マイナンバーカードの普及を進めるのが狙いです。岡山市立の全ての図書館でマイナンバーカードを使って本を借りることができるようになりました。

 岡山市北区の岡山市立中央図書館です。貸し出し窓口には早速、マイナンバーカードで本を借りようと市民が訪れていました。

(利用者は―)
「カードが財布の中にたくさんあるので、(図書館の)カードを持ってこなくて(マイナンバーカード)1枚で利用できる。少し財布の中がすっきりした」

 岡山市立の10の図書館では18日、マイナンバーカードの「マイキーID」と図書館の利用者カードの番号をひも付けることで、マイナンバーカードがあれば本を借りられるようになりました。

 必要な物は、スマートフォンやパソコンで発行するマイナンバーカードの「マイキーID」と、図書館の利用者カードです。

 公立図書館でのマイナンバーカードの活用は、岡山県内では2018年に備前市で始まり、2021年に県立図書館にも導入されました。

 2022年度、岡山県がカードリーダーを購入する補助制度をつくると、奈義町や矢掛町、井原市でも導入が進んでいます。

(岡山市立中央図書館/浅沼清宏 館長補佐)
「利便性は上がったのかなと思います。これが更に他の図書館が増えたり、公共施設で使えるようになったりすると、広がりをみせていくんじゃないか」

 国は2023年3月末までにほぼ全国民へマイナンバーカードが普及するのを目指していますが、12月末時点の交付率は岡山県で57.1%、香川県で56.9%です。※全国平均57.1%

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