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水上ドローンで離島に医薬品を輸送する実証実験 海上利用で重い荷物も可能に 香川・三豊市

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 遠隔医療を推進する香川県三豊市の粟島で、水上ドローンを活用して医薬品などを輸送する実証実験が行われました。

 遠隔医療を行う高松市のメロディ・インターナショナルが、三豊市や国土交通省と離島の課題解決を図るため行いました。

 薬は、粟島に住む患者が遠隔で医者に受診し、観音寺の薬局から車両で運ばれてきました。これを長さ2m・幅1m程の船の形をした水上ドローンに積みこみました。

 粟島へのドローンを使った空路での輸送は既に行われていますが、水上を利用することで、合わせて50kg程の荷物を運ぶことができるようになり、日用品なども運べます。

 午前中に行われた実験では須田港で遠隔操作を行い、1時間半程で粟島まで無事に届けられたということです。

(メロディ・インターナショナル/尾形優子 CEO)
「瀬戸内海の中で島々の医療は永遠のテーマだったんですね。本土と島々の人々の連携、これがうまくいくことをこの先の未来に描いています」

 実験は2年かけて行われて、実用化に向けて検討を重ねるということです。

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