香川県さぬき市の園児が高校を訪れ、ドローンを操縦するなど最先端の技術を体験しました。
さぬき市の志度高校を訪れたのは、長尾幼稚園の年少から年長までの園児15人です。
まずは、高校の授業を見学です! 向かったのは電子機械科の1年生が授業を受けている実習室です。
志度高校の電子機械科ではものづくりに必要な基礎を学びます。高校生が金属を溶接する姿に園児は興味津々です。
つづいてはお絵描きタイム! しかもただのお絵描きではありません。
AR、拡張現実のアプリが入ったスマートフォンで撮影することにより絵が動き出します。
年長さんはドローンの操縦に挑戦。真剣な表情でドローンを操ります。
(体験した園児はー)
「ドローンとか絵が動くのが楽しかった。ドローン毎日したい」
(記者リポート)
「今回の園児たちの訪問、きっかけはこの機械でした」
その名も「ぴかぴかタッチ」。幼児が遊びながら集団行動などを学べるオリジナルのおもちゃです。
志度高校の情報科学科の先生が作り、2022年10月に長尾幼稚園に寄付したことが今回の訪問のきっかけになりました。
好評だったことから、志度高校では今後、ほかの幼稚園や保育園にも新作のぴかぴかタッチを贈り、今回のようなドローンや3Dプリンターを使った交流を行うことにしています。
(志度高校/多田俊昭 校長)
「志度高校では以前から地域間交流、地域連携、これを進めてきています。10数年後に、きょう来てくれた子どもたちが活躍してくれたらいいなと思います」