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地域に「乳幼児が安心して遊べる公園」を 勝山の子育て世代グループが真庭市長に要望書と署名を提出 岡山

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 岡山県真庭市の勝山地域に乳幼児が安心して遊べる公園の設置を求めて、子育て世代のグループが要望書と署名を市長に提出しました。

 子育て世代の女性を中心に活動している「勝山に公園を作る会」のメンバー7人が、要望書と署名を市長に提出しました。

 真庭市は新年度当初予算案に新しい公園の整備費、1000万円を盛り込んでいます。設置場所については、市民から意見を募って決める方針です。

 21日に出された要望書では、勝山地域の中心部に乳幼児が砂遊びや水遊びを楽しめる、安全で身近な公園の整備を求めています。

 会によりますと、勝山地域には公園が少なく、今は屋内のキッズスペースで子どもを遊ばせているということです。

 屋外では――。

(記者リポート)
「子どもを連れて遊びに来られる場所として、神社の中にある遊具スペースを活用しているということです。しかし、屋根がついた休憩スペースもなく、乳幼児が遊びやすい遊具も少ないように見受けられます」

 また、広い場所で遊ばせる時は、中心部から車で7分ほどの「運動公園」まで足を運んでいるそうです。

 「勝山に公園を作る会」では、地元自治会の協力を得ながら、2022年秋から3カ月ほどかけて682人分の署名を集めました。

(真庭市/太田昇 市長)
「旧市街地に子どもが安心して遊べる、お年寄りの方も集まれるそういうもの(公園)が、もう少しあってもいいのかなと思います」

(勝山に公園を作る会/藤本陽子さん)
「思った以上に共感者が多くて、すごく力づけられました。すでにお子さんが大きい方も、『私たちもその時(公園が)ほしかったから、その思いを受け継いで応援しているね』って言ってくださったので」

(勝山に公園を作る会/中島友紀さん)
「実際に遊ばせる場所というと本当に見つけるのが難しくて。他の世代と交流する場にもなりますし、お互いの世代のことを知る機会にもなる、一つの場所になるのではないかと思っています」

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