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ジェンダーレスの制服を高校生が考案 地元学生服メーカーと約1年かけ「セーラー服に合うスラックス」を 岡山南高校

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 岡山南高校の生徒が、性の多様性に配慮したジェンダーレスの制服を、地元の学生服メーカーと一緒に作りました。

 16日にお披露目されたのは、県立岡山南高校の女子用のスラックスです。

(岡山南高校 服飾デザイン科/妹尾歩佳さん)
「セーラー服には茶色のラインが襟に入っているので、セーラー服との馴染みが出るのではないかと考え、紺と茶色のチェックのパンツスタイルを考えました」

 座ったときなどにお腹や腰が見えないようハイウエストにするなど、機能面も考えられています。

 制服のジェンダーレス化が進む中、岡山南高校の服飾デザイン科の生徒たちが、岡山市の学生服メーカー・菅公学生服と一緒に、約1年かけて製作しました。

(岡山南高校 生徒会長/深瀬緋里さん)
「ジェンダー平等っていうのは、なかなか言いにくい世の中ではあるんですけど、これからどんどん自由になっていったらいいな」

(岡山菅公学生服/長尾桐帆さん)
「セーラー服とパンツの合わせは、制服メーカーとしても大きな課題で、苦戦していた部分でもありました。時代背景に合わせて、いろんなスタイルが、地元岡山から全国に広がっていったらすごくうれしい」

 スラックスは、新しくデザインした男女共通のカーディガン、ベストと共に4月から着用する予定です。

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