サッカーJ2のファジアーノ岡山と岡山大学が協定を結びました。女子サッカーチームを新たにつくるなど、スポーツでの地域振興を協力して行います。
調印式では、ファジアーノ岡山の北川真也社長と岡山大学の槇野博史学長が協定書に署名しました
(岡山大学/槇野博史 学長)
「未来を担うユースが夢を持ち、その実現を目指した活動を支援することは、ファジアーノ岡山の理念と相通じるものがあります」
具体的な取り組みの一つに、スポーツ環境の改善を挙げています。
岡山県は、芝生のグラウンドの数が18カ所で全国43位と少ないことから、快適な場を提供するため、岡山大学・津島キャンパスのサッカー場と陸上競技場に「人工芝」を整備することを検討します。
そして、整備したグラウンドを拠点に、女子サッカーのクラブチームを新たにつくることなどをめざすとしています。
(ファジアーノ岡山/北川真也 社長)
「岡山の課題として、岡山の公立中学校で女子サッカー部がゼロなんですね。岡山大学のグラウンドで、女子中学生の子たちがサッカーができる環境を提供していき、サッカーができる環境をつくっていきたい」