開幕2連勝を目指すJ2・ファジアーノ岡山。勝利のカギを握るのは、プロ2年目ながら副キャプテンを任された期待の23歳です。
2月18日に昨シーズンJ1の磐田相手に3ゴールを奪い、好スタートを切ったファジアーノ。ゴールを奪ったのは、21歳の櫻川に、19歳の坂本、佐野と若い選手が躍動しました。
その若手のまとめ役として期待されるのが、昨シーズン、ルーキーながら5つのゴールを挙げた田中雄大(23)です。
豊富な運動量からチャンスを生み出すミッドフィルダー。今シーズンはプロ2年目にして、副キャプテンを任されました。
(ファジアーノ岡山/田中雄大 選手)
「自分自身少しびっくりしましたけど、若い選手も多くなっている中で、自分がそこを引っ張っていく存在としてやらなきゃいけないと感じました」
今シーズン、多くの若手を獲得したファジアーノ。横浜FCから加入した田部井をはじめ、田中と同い年の選手は6人となり、チームで最も多くなりました。
それぞれのポジションで若手が激しくレギュラーを争っています。
(ファジアーノ岡山/田中雄大 選手)
「大学の時とか、高校の時から知っているような仲ではあるので仲良くやっていますけど、自分たちの代が若手の代表として、それぞれで引っ張っていくべきだと思うので、一人一人がより覚悟を持ってやりたい」
「より高いレベルで今年はすごいいい競争ができていると思うので、切磋琢磨しながら、個人としても成長して、いい影響としてチームに反映させていければいい。結果を出せる選手がチームを勝たせられる選手だと思うので、そこはよりこだわっていきたい」
2月26日のホーム開幕戦で対戦するのは、昨シーズンJ1の清水。ワールドカップでも活躍した日本代表ゴールキーパーの権田など、J1を経験した選手が多く在籍しています。
(ファジアーノ岡山/田中雄大 選手)
「それなりに個人のレベルとかすごく高いものがあると思いますけど、やっていくことはどのチームとするときも変わらないと思うので。最初勝てると、リーグ戦としてチームも乗っていけると思うので、より勝ちにこだわってやっていきたい」