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髙橋大輔さんの「DNAはこの2人に」 倉敷FSCのイベントで後輩が演技 岡山

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 フィギュアスケートのオリンピックメダリスト、髙橋大輔さんが所属した「倉敷フィギュア スケーティングクラブ」が4年ぶりに観客を入れてのイベントを開きました。

 ヘルスピア倉敷のスケートリンクの入り口には、倉敷市出身で5月、現役を引退した髙橋大輔さんの衣装などが展示されました。

 「倉敷フィギュア スケーティングクラブ」は1993年に設立。髙橋さんがバンクーバーオリンピックで銅メダルに輝いたほか、平昌オリンピック出場の田中刑事さん、北京オリンピック出場のアイスダンス小松原美里選手・尊選手を輩出しています。

 現在は4歳から大学生まで約50人が所属していて訪れた人の前で演技を披露しました。観客を入れてのイベントは4年ぶりです。

(倉敷FSC/佐々木美行 監督)
「本当に久々のこの場所での有観客。私ができるのはスケートが楽しいよってことをお伝えする、それが大事かな、大輔くんもスケート大好きであそこまで突っ走ったんだろうと思います、それは間違いないって思っています」

(倉敷FSC/佐々木美行 監督)
「引退を表明した髙橋大輔選手も、(村元)哉中ちゃんのおかげで思い残すことなくアイスダンスを楽しむことができたようです。そして、そのDNAはこの2人に受け継がれています」

 アイスダンスを披露したのは中学1年の吉田菫さんと中学3年の小河原泉颯さんです。

(吉田菫さん[12])
「歓声が大きくて、自分ももっと頑張ろうみたいな思いになれて、楽しかったしうれしかったです」

(小河原泉颯さん[14])
「いつか大きい大会に出て、先輩たちみたいにいい成績を残したいです」

 クラブを卒業して活躍する選手や地元ゆかりの選手も招かれ演技を披露しました。

(三宅咲綺 選手)
「いつも応援してくださっている気持ちを伝えられたらいいなと思って演技しました。(ここは)私の原点、スケート始めたのがこのクラブだったので、すごく懐かしいですし、(演技できたのは)大きな一歩だったのかなと思います」

(三宅星南 選手)
「髙橋大輔選手を見てすごく憧れて、僕もオリンピックに出たいと思っている。まだまだこれからもずっと憧れの存在ですので、背中を追いながら少しでも近づけるように頑張っていきたいです」

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