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髙橋大輔選手が引退会見 母「ちょっと寂しい」恩師「期待して応援したい」 岡山

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 岡山県倉敷市出身でフィギュアスケートの髙橋大輔選手(37)が引退会見を開きました。

髙橋選手が会見 引退は右ひざの痛みが要因

(倉敷市出身/髙橋大輔 選手)
「僕自身としてはまた新たなスタートがここから始まるんだなと思っております。アイスダンスをやっていなかったら、こんなにすっきりした気持ちで引退ができていなかったんだなって」

 倉敷市出身の髙橋大輔選手がアイスダンスでカップルを組む村元哉中選手とともに都内で会見を開きました。

 髙橋選手は引退の理由について「右ひざの痛み」をあげました。

(倉敷市出身/髙橋大輔 選手)
「僕自身の努力ではどうしようもできないところにきてしまって、それ以上求めてやっていきたいんですけど、そこに体がついていかない」

 2人は今後、「かなだい」としても個人としてもパフォーマンスを続けていきたいと話しています。

(倉敷市出身/髙橋大輔 選手)
「アイスダンスを始めてより一層何かができない自分を受け入れられるようになりましたし、大変なこともたくさんあったんですけど、あったからこそ毎日大変なことも自分にプラスになるなとか、全部これから生きていくうえで何があっても大丈夫かなみたいな感じの気持ちになれた」

挑戦を続け世界を魅了してきた髙橋選手

 髙橋選手は8歳の時に地元・倉敷市のリンクでフィギュアスケートを始めました。

 倉敷翠松高校に進学後、日本男子で初めて世界ジュニア選手権で優勝しその名を世界に轟かせると、2006年のトリノオリンピックでは8位入賞。

 そして、2度目のオリンピックとなった2010年のバンクーバーオリンピック。世界最高峰とも言われた華麗なステップで観客を魅了し、銅メダルを獲得。フィギュアスケート日本男子で初めてのメダリストになりました。

(髙橋大輔 選手[当時23歳])
「人生でそんなに無いんですけど、メダルが決まった瞬間にちょっと泣いてしまって。ここに立てるとちゃんと思えていなかったので、ここまで来れてよかったです」

 髙橋選手はその後、2014年のソチオリンピックに出場すると、その年の10月に一度、現役引退を発表。

 2018年に現役に復帰すると2020年、髙橋選手は「アイスダンス」に転向し、新たなステージで挑戦を続けます。

(髙橋大輔 選手[当時33歳])
「難しいことだらけで大変なことばっかりになってくると思ったんですけど、それと同時に僕自身知らない世界だったりとかそういうものが増えてくるんだなという高揚感が感じられたので、今年は楽しみです」

 アイスダンスへの転向後も、四大陸選手権や世界選手権など世界の舞台で輝き続けた髙橋選手。現役最後の演技となった、4月の「世界フィギュアスケート国別対抗戦」。

 披露した「オペラ座の怪人」は、髙橋選手が日本男子史上初の銀メダルを獲得した2007年の世界選手権で使用した思い出の曲。

 華麗な演技で会場を沸かせると、フリーの自己ベストを更新する高得点をマーク。有終の美を飾りました。

髙橋選手の引退に街の人や関係者の声は

(街の人は―)
「地元にまた来てイベントとかやってくれたら絶対、応援している人はいっぱいいると思うので盛り上がると思います」
「子どもたちにとってもすごくヒーロー的な存在だと思うので、これからもどこかで見ることができたらいいなとは思います」
「(髙橋選手が)保育園にいたときに、私もそこの保育園に勤務していて、保育園のときは目立たない子だったんですけど、フィギュアの好きな人だからアイスショーとかやってくれるのではないかなというのはちょっと期待しています」

 倉敷市の洋菓子店「ル・フォワイエ天城本店」。髙橋選手本人や家族が訪れたことがあるそうです。

(ル・フォワイエ天城本店/三宅みち代さん)
「すごく好青年でした。優しくて。トリノ(五輪)の後にご来店いただいて、ちょうどバウムクーヘンをご購入いただきました。残念ですけど、また違う方向で何かご活躍いただけると思っていますので、頑張っていただきたいです」

 髙橋選手の母校、倉敷翠松高校。スケート部で当時、顧問を務めていた松浦功さんは、髙橋選手の功績を称えながら、ねぎらいの言葉を口にしました。

(倉敷翠松高校/松浦功 教頭)
「おとなしくて目立たない。クラスの中にいると普通の生徒という感じで、氷の上でいる姿とは全く違う感じでした。長い間ご苦労様でしたということですね。これからまた次のステップに向かって頑張ってくださいということです」

 そして、髙橋選手が小学生のときに指導した「倉敷フィギュアスケーティングクラブ」の佐々木美行監督は感謝の気持ちを語りました。

(倉敷FSC/佐々木美行 監督)
「本当に大ちゃん、ありがとう感謝しています。夢を与えてくれて私たち自身も、あきらめないでチャレンジしていく大輔くんとともに、フィギュアスケートを大好きになっていったようなそういう印象です。これからもわくわくドキドキさせてほしいと思って、期待して応援したいと思います。大ちゃん頑張って!」

髙橋選手の引退に母・清登さんは

(髙橋選手の母/髙橋清登さん)
「(引退報告は)本人からはなかったんですけど、マネージャーさんから引退することに決めましたっていうのはいただきました。ちょっと寂しいですね もう一年くらい続けるんかなくらいは思っていたんですけど。本当にお疲れさまと、よく頑張ったなということは言ってあげたいなと思って」

(倉敷市出身/髙橋大輔 選手)
「心の大きいファンの方がたくさんいらっしゃるので、これから新しい世界にいきますけど、びっくりさせられるようなことができればなと思っているので、(自分の競技人生は)ジェットコースターって言われるんですけど、ジェットコースターにまだまだ乗っていただけたらうれしいなと思っております」

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