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高松市塩江町の「行基の湯」が閉館 道の駅整備で2026年にリニューアルへ

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 香川県高松市塩江町にある温浴施設「行基の湯」が8日、閉館しました。2026年度にオープンする予定の道の駅の中の温浴施設として生まれ変わります。

 「行基の湯」は2000年にオープンし、2018年のリニューアルを経てこれまでに130万人以上が利用しました。

 温浴施設を含む新たな道の駅開業に向け、8日午後営業を終了しました。

 8日は閉館を惜しむ常連客など約50人が訪れました。

(常連客は―)
「(最後の日だったんですけど)最高です。よかったです」
「町がここがね、栄えてくれたらいいのになって」

 「行基の湯」は、アルカリ性のつるつるとした泉質で「べっぴんの湯」と呼ばれて親しまれていました。

 閉館する8日は、あちこちに利用客への感謝のメッセージが書かれていました。

 最後のお客さんは開館当時から訪れているという常連の男性でした。

(最後の利用客)
「きょう閉館するっていうのをお聞きしてたので、ぜひ最後に来ようと思って。せっかくいい温泉だったので閉まるのがもったいないなと思って記念になりました」

 そして、最後の利用客を見送ったあと、門に掲げられた看板が撤去されました。

(塩江温泉郷 行基の湯/藤澤孝司 所長)
「お客さまに『よかったよ』と、その一言がうれしかったですね。塩江温泉の核として、新しく新築オープンですので、期待しております」

 2026年度に新しくオープンする予定の「道の駅」の温浴施設では、新たな源泉を加え、サウナを拡張するなどして観光の中心となることを目指します。

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