7月4日で高松空襲から78年です。戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える写真や絵画などの展示会が高松市で開かれています。
1945年7月4日未明、アメリカ軍による空襲で高松市中心部の約8割が焼け、1359人が亡くなりました。
高松市平和記念館には高松空襲に関する写真や資料、絵画などが展示されていて、空襲にあった人の手記や体験談を撮影した映像も見ることができます。
30歳のときに空襲を経験した蓮井サキヨさんが描いた絵には、焼夷弾が落ちて火柱が上がっている中、逃げ惑う市民の様子を描かれています。
(高松市平和記念館/中條輝宗さん)
「78年前に高松で大きな空襲があった。それぞれ遭われた人の思いが詰まっているものもありますので見ていただけたらと思います」
「高松空襲展」は7月5日まで開かれています。