まもなく終戦から77年です。香川県の戦没者追悼式が高松市で開かれました。
新型コロナ対策のため態勢を縮小して行われた追悼式には、遺族ら約40人が参列しました。
(香川県遺族連合会/増田栄作 会長)
「最近の諸外国では過去の惨禍をほうふつとさせる痛ましい現況によって、尊い命が失われていることに心からご冥福をお祈り申し上げます」
遺族の代表や浜田知事は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻などに触れ、平和への思いを新たにしました。
(父親が戦死/斉藤忠子さん[80])
「戦後の生活の苦労とか母親が生活を支えたというところを見てきたから、戦争は絶対いかんと思う」
この1年で20人の被爆者が亡くなったため、香川県の戦没者は3万7843人となりました。