終戦から77年となる15日、高松市では、戦争と平和について語り合う集会が行われました。
毎年、終戦記念日に市民団体が開いているもので、41回目となる2022年はロシアによるウクライナへの軍事侵攻から平和について考えました。
政治学を専門としている徳島大学の饗場和彦教授が講演し、「ウクライナの状況から学ぶべきことは、武力によらない手段でいかに戦争にならないように尽力できるかを考えることだ」と話しました。その後、参加者からの質問が相次ぎました。
(参加者はー)
「どんな理由があっても人が人を殺すっていうことはあってはならないことだと思うので、これどんなふうにしたら止めれるのかなと……」
「ここでは語る、家では語らないという方が多いのではないか。おばあちゃん・おじいちゃんとして、孫たちにどう接したらいいのかぜひ教えてください」
(徳島大学 総合科学部/饗場和彦 教授)
「戦争がどうして起きたのかという原因、そこまでさかのぼってわれわれが問題提起をして考えさせる。それをやらない限りは結局、災害みたいに天災みたいにして戦争が降ってきた、あぁ、ダメだよねというので終わっていたら何回も同じことを繰り返しす」
(8.15戦争体験を語りつぐつどい/杉村智子 代表)
「私たちはこうやって平和を守る行事をしていますが、やっぱり日常的に平和への思いをずっと持ってほしい」