香川県高松市で戦争犠牲者の追悼式が行われ、小中学生が平和を願う作文を朗読しました。
(下笠居中学校 2年/大崎花菜さん)
「戦争のせいで亡くなった人たちはどんな気持ちだったのでしょう。もっともっと生きたかったはずです。誰も死にたくなかったはずです。戦争はそんな人の未来を奪い、生き残った人たちには深い心の傷を残す、人間の行為で最もしてはいけないことだと思いました」
中学2年の大崎花菜さんはこの夏、空襲を経験した親族から話を聞いて戦争について考えたそうです。
2022年で65回目となる高松市の戦争犠牲者追悼式では、戦地や高松空襲などで命を落とした1万664人の冥福を祈るとともに、小中学生の代表が平和を願う作文を朗読しました。
(下笠居小学校 6年/谷本慶太さん)
「思いやりを持つこと、当たり前のことを尊いと思える仲間が世界中に増えていくことで、きっと平和な世の中が続いていくと思います」
(六角堂保存会/水谷千種 会長)
「若い方たちが勉強して、色んなことを学んでいっているのは、素晴らしいことだと思っている。平和であることの重要さを、皆さんが分かち合って、これから頑張っていけたら」